全国聴障者特別集会は、1月12日（土）から14日（月）の３日間、新大阪駅付近のホテルに於いて行われ、全国から170数名の兄弟姉妹、韓国から１人の兄弟、台湾から１人の兄弟が参加しました。この集会では聴障者の兄弟たちが、マタイ福音書結晶の学び（２）、昨年の春と秋の長老と責任者訓練集会から抜粋して、６回のメッセージをされました。それぞれのメッセージの主題と語る兄弟は違っていても、内容は神のエコノミー、神のこころの願い、神の目的であって、終始一貫していました。わたしたちも、宇宙的な一人の新しい人の中に構成されており、一人の新しい人として、一人のパースンは一つの口を用いて、同じことを語るように訓練されつつ、更新されている事を実感しました。これらのメッセージを通してわたしたちは、天にある神の言葉の祝福を享受しました。
　内容を簡単に述べると、王国は召会を生み出し、召会は王国をもたらし、その究極的な結果は新エルサレムであり、わたしたちは祝福されて神聖な三一の分与の下にある者として、召会の中で王国の生活をして、神聖な命の中で成長し、発展し、ついには円熟へと到達します。また、わたしたちは、この地上でサタンと戦ってキリストの勝利をいつまでも継続させ、神の王国をこの地上にもたらすために、神の天的な支配の下に生き、主の出現を愛し、神の王国の福音を宣べ伝えて、王国の出現にあずかります。そのために、わたしたちは、もっと霊を活用して一人の新しい人の中での真実な祈りと、うまずたゆまず祈ることを実行して、内住のキリストを経験し、キリストを生き、神の側に立ってサタンと戦う必要があります。これが、神が永遠の中で目的をもって創造された「人」であり、神を表現、代行する、神の意図の中にある団体の一人の新しい人です。これが、主の現在の回復です。わたしたちの霊は再生されましたが、思い、意思、感情の機能を持つわたしたちの魂は依然として旧創造の中にありますので、なおも新しくされる必要があるという内容の素晴らしい言葉でした。
　この特別集会には、大阪の地方で昨年の４月から７月にかけて、宗派の一人の兄弟がインターネットで聴障者の働きのホームページに触れたのがきっかけとなり、わたしたちと交わりも持ち、徐々に主の回復に転機して来た、十数名の兄弟姉妹も参加しました。彼らは、神のエコノミーを見て、一つからだの中でキリストの甘さに浸っていました。中には今までの宗派のつらい生活から、救い出されて涙を流す者もいました。このように、祝福された特別集会でした。